バイト「は?」
おじさん「じゃあ今は何なの?いつコーヒーになるの?」
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またバイト君がおじさんに絡まれていますね。
こういったことを言って他人をわざと困らせる輩の気がしれません。
さて、おじさんとバイト君シリーズの第2弾。
前回はこちら
http://roadmovie.ldblog.jp/archives/4887784.html
思うに、この「なります」は「ございます」の意だろう。
つまり、バイト君は「コーヒーでございます」と言いたかったのだ。
とすると、この「なる」は「成る」ではなく、断定の助動詞「なる」と解釈するのが妥当ではないか。
「なる」の前の「に」も断定の助動詞であるから、断定の助動詞が被ってしまっており
文法的にはおかしいかもしれない。
しかし、それは純粋に文法がおかしいのであって、コーヒーがメタモルフォーゼするからおかしいのではない。
そこは、相手の言葉遣いの間違いを正しているのだから文意を汲みとった上での的確な指摘が求められよう。
(高度なおじさんはそこを踏まえた上で皮肉を言っている可能性があるので注意)
だが、文法が間違っているとも言い切れないだろう。
ことばは時代ともに変化するものだ。
断定の助動詞を続けたとしても必ずしも間違いとまでは言えない。
コーヒーでないものを持ってきてコーヒーに変化するのではなく
むしろ、これがコーヒーであることが強く断定されることにならないだろうか。
どうですか、おじさん?
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おじさん「・・・」