Road Movie

日々の出来事、思うこと。

レビュー・感想

リーデル テイスティングセミナーに行きました

ワイングラスメーカーのリーデルが実施しているテイスティングセミナーに参加してみましたのでご報告。

https://www.riedel.co.jp/tasting/
セミナーは、以前店舗でグラスを購入した時にオススメされて気になっていました。
ネットから簡単に申し込めましたが、当日は貸切でした。
(もしかしてあまり知られていない?or不人気?)

といっても、私もワイン初心者中の初心者で、赤か白かしかわからないレベルなので、ベーシックコースの1つお持ち帰りプランを選択しました。

赤ワインと白ワインのグラスの形が違うのはよく知られていると思いますが、リーデルはグラスの形をより詳細に用意していて、グラスが違うと同じワインでも「こんなに違うの?」という香りと味を体験できます。

いや、ホントですよ、ホント。

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ご覧のように、主に使われるグラスは4種類。

(比較用にあと1種類出てきました)

右から左へ移し替えたら、同じお酒なのに全く違う香りと味です。
内側に何か塗ってるんじゃないかってくらい。
不思議なことにこれが化けるんです。美味しくなるんです。大げさですけど。

そう思うと、今まで飲んできたワインとは何だったのかしら。



さてさて、

一番左は、所謂白ワイングラスですよね。リースリングや、赤ワインでもボジョレーヌーボーに適しているそうです。

左から2番目も白ワイングラス。
白ワイングラスというとフルート寄りの形をイメージしますが、オークドシャルドネといった香りの高いワインはこれが適しているそうです。
大きな空間に香りがたまり、形状も飲む際の顎の傾きから味が口の中にどう広がるかが考えられています。

左から3番目は、ピノ・ノワールが合う赤ワイングラス。
4番目は、カベルネソーヴィニヨンなどの重めの赤ワイン。私はこれをお持ち帰りしました。

赤ワイングラスだから同じように見えますが、同じワインを飲んでも全然違います。
しっかりめの赤ワインでも、4番めで飲むと全然嫌じゃなく、アルコールもそれほどきつく感じませんでした。
最初は1番めにしようかと思っていたのですが、せっかくだし赤ワインにチャレンジしてみよう、魚料理よりは味の濃い目の肉料理をよく食べるかな、と思ってチョイスしました。

しばらくはワインにハマりそうですが、いかんせん名前がカタカナで難しいので、品種とか覚えられるかな。。。

ワインは、味だけでなく香りや色も楽しむことができ、とても奥が深いと思います。

セミナーではデキャンタの使い方やグラスのお手入れ方法も教えてくれますし、この際ワインのあれこれを聞くことができます。

お酒は好きだけど、なんとなくワインを敬遠していた方も、お気に入りのグラスを1つ(または4つ)選んで持って帰れるのでおススメです。

また、ワイン以外にも、日本酒やビール、スピリッツのセミナーも開催することがあるので、興味のある人ば是非。

さらに、バレンタインデーが近くなれば、チョコレートとのマリアージュなど、食べ物を食べながらのセミナーもあるようですので、リーデルホームページをチェックしてみてくださいね。

以上、ご報告でした。

重力と呼吸/Mr.Children その2【完】

やはり間が空いてしまいました。

その1はこちら

ですが、聞き込むことができました。プレイパスがすごく便利でした。

全体としては、プロモーションもふくめて『SENSE』に似ているという印象。


1 Your Song



ショートムービーもあります。

カウントが聞こえることで思い出すのは、「Surrender」。

タイトルから思い起こすのは、エルトン・ジョン。

どちらも、『Split the Difference』 収録。

リード曲らしく、キャッチーナメロディーとバンドサウンドがよい。

2 海にて、心は裸になりたがる

海に行くと、水着(裸)になることが多いが、ここでは「心が」裸に「なりたがる」。

水着でも恥ずかしくなくて、羽目を外しがちなのも、本能的に、心が裸になりたがっているからなのかも。

3 SINGLES

なんとなく「斜陽」っぽい感じなので、このアルバム、次の曲へのつながりで浮いているように感じてしまう。


4 here comes my love



こちらもショートフィルムがあるので紹介。

最初の公開時に、この映像を見てしまっているので、このストーリーで入ってきてしまうのだが、

力強く壮大だけど、切なく繊細な気持ちが表現されているように思います。

5 箱庭

気が付いたらヘビロテしてました。

残酷なまでに温かな思い出に生きてる

のところの歌い方が好きですが、最初なんて言ってるかわかりませんでした。

6 addiction

ゲーム音楽のようなイントロと疾走感。夜のハイウェイ、光る街灯みたいな感じ。

7 day by day(愛犬クルの物語)

一番心配なタイトル。大丈夫かこの曲?と思ったけど、だいぶ大丈夫な曲。

犬の歌だが、犬を取り巻く人間模様がわかってストーリー性が非常に出ている。

でも変な曲だと思う。

8 秋がくれた切符

激しめの曲が多い中、優しい曲調と歌詞。

タイトルは、「秋がくれた~」だが、歌詞は「神様がくれた」なので、秋は神様なんですね。

9 himawari

シングル曲ですが、珍しくアルバムバージョン。

シングルで聞いたときはそうでもなかったんですが、「君の膵臓を食べたい」で聞くと、

「あ、なんかすごくいいじゃん!」と思いました。

映画がすごくよかったかといわれるとそうでもないんですけど。単純です。



10 皮膚呼吸

歌詞の中では、皮膚呼吸の対が深呼吸だと思います。

アルバムタイトルの『重力と呼吸』のなかで、「呼吸」はこのトラックからでしょう。

なんとなくですが、『SENSE』の否定のような、昇華のような気がします。

なんとなくですよ。

自分探しに夢中でいられるような子供じゃない

けれど

夢見ていたい

こめかみからの声は、まぎれもなく自分自身の声で、まだまだ満足できない。

今まで必死に走ってきたんだけど、深呼吸して一歩立ち止まる。

皮膚呼吸でじっと耐えて力を蓄える。

自分にしかできないことを求めて、また自分を試す。

アルバム全体を通してですが、若いアーティストにも負けないという気概が感じられます。




「重力」って何だったんでしょうか?

Your Songの引き合う力・シンクロのことだとすれば、

最初と最後の収録曲がタイトルになっていることに。


アルバムを総括しているだけでなく、その言葉の選択によって、

自分の吐息から、地球の重力までのスケールが駆け抜けることで、

無限の想像力を掻き立て、爆発的な規模感を表現しているように思えます。


トイズファクトリー・Mr.Children・重力と呼吸

重力と呼吸/Mr.Children その1

Mr.Childrenの新アルバム「重力と呼吸」がリリースされました。

せっかくブログも再開しましたので、レビューとまでは行きませんが、感想を少し。

あくまでファーストインプレッション。

聞き込んだアルバムのほうが考えがまとまっていて、深い感想が書けそうな気がしますが、そこは何年か先の自分に譲るとします。

話がそれましたが。。。前作「REFLECTION」から実に3年4か月ぶりのリリースです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/重力と呼吸

概要はWikipediaにお任せして。

REFLECTIONと比べると、nakedもあったせいか、収録曲が少ないという印象です。

既発表曲(シングル)も割と少な目(ヒカリノアトリエは未収録)で、

少数精鋭なアルバムと言えそうです。


タイトルの「重力と呼吸」ですが、タイトルに漢字が使われるのは「深海」以来だとか。

これで「深海」のようなコンセプトアルバムだとか、対になるアルバムが出るんだとかいうのは安易ですが、

なんとなく、「深海」的雰囲気を感じるのは2トラック目「海にて、心は裸になりたがる」に海っていう字が入っているから?

というようりも、なんだか「SENSE」っぽくもあるぞ、そういえばクジラが海でジャンプしてるぞ、

という連想から?(私だけ?)

さて、「重力と呼吸」の「呼吸」の方は、10トラック目、「皮膚呼吸」から導けますが、「重力」とは?

どちらも生きていく上での基本というか、なくてはならないんだけど、普段は意識しないもの。

重力はすごく規模の大きな話ですが、呼吸はすごく規模小さな話です。

はたまた、日常生活では重力よりも、呼吸の方が身近で強く意識することが多いもの。

共通点はありますが、対照的な二つの言葉。

「Versus」、「micro」・「macro」など、対になるテーマはこれまでも「Mr」「Children」では多く見られますが、

「重力と呼吸」は対といっても普通は見ないであろう組み合わせ。

フィーリングでの名づけなのか、意図的な何かなのかはわかりませんが、

アルバム全体を聞いてみて、なんとなく「重力と呼吸」を感じることができるような気がするのはひいき目に見ているからでしょうか。


ではここで、このブログでも恒例となりました、ジャケット観察のコーナーです。

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鳥の羽ばたきの軌跡のような、揚羽蝶のような、炎のような、上からなにかふわふわ落ちてきているようにも見えます。

そして額縁のようなスリーブに入っています。

おそらくですが、これはアートディレクター エアロシン・レックス・メストロビッチ さん的「重力と呼吸」なのでは?


「『重力と呼吸』でひとつよろしく」

「了解です」



「重力と呼吸」というタイトルのついた抽象画だと思えば、なんとなく、そんな気もするような。

額縁も作品のうちというと、マグリットしか思い浮かばないのが地井氏が貧弱・短絡的思考なのですが、

これは額縁による画面の切り取りというよりは別の意図があるのでは!?

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トイズファクトリーのサイトはこんな感じ。(オフィシャルサイトもこんな感じ)

額縁部分が延長されているぞ。

どこかで見たことあるような。

リバーサルフィルムか?

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うーん。何か見えるような。。。(見えない)

色まで反転したらネガフィルムになっちゃうよね。

(グダグダのまま次回に続きます)

NOT FOUND / Mr.Children

NOT FOUNDは、Mr.Childrenの19枚目のシングル。

アルバムQ収録。

PV


私はアルバム『Q』がMr.Childrenの中で一番好きだと思う。

その3トラック目がこの曲、NOT FOUND。

初めて聞いたのは、ベストアルバムだったと思う。

そしてその時の感想は「変な曲」だった。

これがシングル?と思ったのを覚えている。

それもそのはず。

コード進行はくじ引きで、テンポはダーツで決めたらしい。

なんて実験的なんだ!

しかし、今慣れた段階で聞いてみると

この腹の底から沸き上がってくるようなメロディは他にない。

アコギのシンプルなストロークから始まり、アコギのジャララランで終わる。

しかし、その最後の盛り上がりは、ストリングスやベルといった種々の楽器で重厚感が増し

ジャララランの引き立てが凄い。

8分の6拍子というリズム感も相まって、独特な雰囲気を醸し出している。

偶然性など無い、全く計算された楽曲のようにすら感じる。


NOT FOUNDというタイトルだが、これはインターネットの404 NOT FOUNDから来ているようだが

勿論歌詞の内容はそれだけではない。

では、何が NOT FOUND=みつからない のか?


それは自分。

自分という存在。

本当の自分なんて分かりやしない。

わかったような気がしても、また次の日には違う自分になっている。

説明の出来ない存在。

自分ってなんだろう?


自分だって思ってた人格(ひと)がまた違う顔を見せるよ

ねぇ それって君のせいかな



他人とのふれあいの中で変化する自分という存在。

それは相互作用で、「君」もまたそうなのだろう。

絶えず変化する「自分」対「自分」。

だから面白い。

新しい自分の発見。

新しい君の発見。


あぁ 何処まで行けば解りあえるのだろう?

歌や詩になれない この感情と苦悩

君に触れていたい 痛みすら伴い歯痒くとも

切なくとも 微笑みを 微笑みを



傷ついたっていい。

言葉に出来ない、なんとも言えない思いを胸に、君に触れていたい。(物理的にだけでなく)

次はどんな自分を/君を知ることが出来るのだろう?

ねぇ、もう一回僕に微笑んで見せてよ。


愛するって奥が深いんだなぁ


NOT FOUND

 NOT FOUNDのジャケットは、女性が蜂の巣を掴んでいるこれ。


Young & Rich

The Tubesの『Young and Rich』というアルバムのジャケットのパロディの筈であると

筆者は考えている。(そうだと思う)


しかし、『NOT FOUND』のジャケットはパロディを超えて非常にメッセージ性が強い。

NOT FOUNDの方は、Young and Richよりもしっかり握っているような気がする。

そう、まさに

君に触れていたい 痛みすら伴い

なのだ。


それでは

この蜂の巣はいったいこの後どうなるんだろう。

そのままなのか、はたまた握りつぶされるのか。

蜂を刺激しないようにしたい一方で、(歌詞の表現を借りれば)矛盾とも取れる現状を打破したい。


不安定さは ジェットコースターみたいに浮き沈み

僕と君はどんなゴールに到達するんだろう?

そして自分は見つかるのだろうか?




何処まで行けば辿り着けるのだろう?



iPod nano 7th レビュー

iPod nano 7thを買ったのでここでレビューしておこう。


6thが水没してから、だいぶ経ったが

iPhoneで音楽を聞くのもなんだかなと思い購入を決意。



深センからやって来た。

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再生/停止ボタンが独立し、画面をONにしていない状態での操作性が向上したといえるだろう。

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購入画面でLightningケーブルとEarPodsの選択画面があったので

標準搭載でないと思っていたが、どうやらオプションだったらしい。



色はプロダクト・レッド。

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Deff Mightyの赤いバンパーのiPhoneに弟ができたようだ。

いいよね、プロダクト・レッド。


裏はこんなかんじだ。

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無料の刻印サービスは、日産自動車のアレを拝借した。



ちょっとつついてみた感想は非常に使いにくい。

というのも、以前私が使っていたiPod nano 6thの半分以下の薄さなのだ。(クリップ含む)

大きさは2倍。

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Appleは薄さに関してはなみなみならぬこだわりがあるようだが

ここまで薄くする必要あるのかは疑問だ。

しかし、こんなものは1週間もあれば慣れる。


6thからの変更点として、イヤホンジャックの位置が右から左になったことがあげられる。

iPodを左手で操作する私にとって、この部分が干渉するのではないかというおそれがある。

これは今後使って行って、慣れで解決するかどうか見極めたい。


しかし、今現在で最も残念なポイントは、ホーム画面のアイコンが増やせないというところだ。

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これが標準のアイコンだが、6thではミュージックの他に

アルバムやアーティストといったアイコンが増やせ、クイックにアクセスできていた。

しかし、7thではいったんミュージックを開いて、


この画面から曲やアルバム、アーティストを選択することとなる。

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これはちょっとめんどくさいんじゃなかろうか。

6thでできてたのだから、やってできないことはないと思うのだが

むやみにアイコンが増えるのはApple的には「スマートではない」のだろうか。

次回のアップデートに期待しよう。